SERCフォーラム 2022年5月
「御社のソフトウェア、制御できてます?〜DXと技術的負債にうまく付き合う法〜」
主催:ソフトウェア・メインテナンス研究会 https://serc-j.jp
(Software
Evolution Research Consortium :略称SERC)
当研究会では、経産省のDXレポートで提言しているITシステムの技術的負債について、ソフトウェア開発・保守の観点から研究を行っています。
技術的負債をステークホルダーと共有するためには、現状のソフトウェア資産の状態、ソフトウェアを取り巻く環境を可視化する必要があると考え、技術的負債簡易調査票の作成に取り組んできました。
今回のフォーラムのメインテーマ「御社のソフトウェア、制御できてます?」は、当研究会が2022年1月に主催したソフトウェアシンポジウムでの基調講演、「技術的負債の処方箋」(日本CTO協会理事:広木大地様)から「ソフトウェアを制御する能力を獲得することが重要で、ソフトウェアコントローラービリティが失われることが問題」との知見を得て設定いたしました。
サブテーマ「DXと技術的負債にうまく付き合う法」は、同じシンポジウムでのもう一つの基調講演「DXの最新事情」(名古屋大学:山本修一郎名誉教授)から、ソフトウェア技術者も、アジャイルプロセスの技術的負債を軽減し、DX人材として成長していくために、変わる必要があることを理解したため設定いたしました。
当研究会は、組織や企業文化を直接変革することは出来ませんが、ソフトウェアを開発・保守するプロセスの中で、溜まっていく技術的負債の抑止や解消に向けた取り組みで間接的に役立つことは出来ると考えています。
今回のフォーラムでは、和歌山大学の大平雅雄准教授から、技術的負債に関連するSATD(Self-Admitted Technical debt)の研究より技術的負債を抽出する、課題分類手法のお話を伺います。
SERCが考えているDXと技術的負債を紹介し、上手く付き合うために、ソフトウェア技術者ができることをディスカッションします。
技術的負債に関心のある方、ソフトウェア開発・保守、ITシステム管理に携わり、ソフトウェアコントローラービリティ(制御)が必要だと感じている方の参加をお待ちしています。
SERCフォーラム2021年5月 開催要領
●日時
2022年05月14日(土) 15:00-18:00 Zoom
によるオンラインミーティング
●プログラム
14:55- Zoom オープン
15:00-15:05 開会のあいさつ SERC代表幹事 馬場
辰男
15:05-16:00 基調講演
技術的負債に関連する課題票分類手法の構築
和歌山大学 准教授 大平 雅雄 氏
16:00-16:10 質疑応答
16:15-16:45 SERCが考えている技術的負債とDX(活動の振り返り)
SERC幹事 伊藤 順一
17:00-17:55 ディスカッション「DXと技術的負債にうまく付き合う法」
17:55-18:00 クロージング SERC幹事 太田 晶
●定員
先着80名
●シンポジウム参加費
一般参加:1,000円 / SERC会員・学生:無料
●お申し込み・お支払い方法
Peatixページ(https://serc-forum2022.peatix.com)からお申込みください.当日の Zoom アドレスは
Peatix 経由で、2022年5月12日(木)にご連絡いたします.
参加費のお支払いは、Peatixページからお願い致します.
お申し込み締め切りは、2022年5月12日(木)0:00 とさせていただきます.
●連絡事項・注意事項
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お問い合わせは,serc-steer @ serc-j.jp までお願いいたします.
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参加できなかった場合,参加費の払い戻しはできません.