ソフトウェア進化と保守のシンポジウム(SEMS) 2017のお知らせ
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ソフトウェア進化と保守のシンポジウム(SEMS) 2017
主催:ソフトウェア・メインテナンス研究会(Software Evolution
Research Consortium :SERC)
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当研究会SERCは、国内で広義のソフトウェアメインナンス(オープンソフトウェアを含む既存ソフトウェアの改修、強化、進化)に関する唯一の専門研究グループとして1990年12月に創立しました。以来、ソフトウェアのメインテナンスの諸問題に焦点を当て、さまざまな切り口からその解決策を探ってきました。
今年のシンポジウムは、昨年までの「ソフトウェア・メインテナンス・シンポジウム」から、「ソフトウェア進化と保守のシンポジウム」と名を改めました。受け身ではないプロアクティブで実施価値の高い既存ソフトウェアに対する修正対応について、課題や対策の情報共有の場を提供したいと考えました。
午前の基調講演では、名古屋大学大学院 情報科学研究科 准教授 森崎 修司氏より「ソフトウェアメインテナンスの変遷とこれからの役割」と題して、ご講演をいただきます(内容は下記アブストラクト参照)。
午後は、当研究会創立からの研究員である馬場幹事より、「SERC27年の歩み」と題して当研究会がこれまで行ってきた研究成果の一端をご紹介します。
続いて、9月に上海で開催されたIEEE主催の「ソフトウェア保守と進化の国際会議(ICSME 2017)」にSERCからも3人が参加しました。参加した三輪幹事、増井代表幹事からICSME 2017の参加レポートがあります。
その後、一般財団法人 経済調査会が平成28年度実施した調査結果を基に「システム維持管理業務の実態」と題して同調査会の大岩 佐和子氏よりご報告をいただきます。
最後は、それぞれ独自テーマで活動している4作業部会のリーダから、今年次の活動報告と次年次の活動計画について報告があります。
なお、当日SERCの新年次個人会員(入会金無料、年会費5,000円、請求は後日)に申し込みされますと、11月末に発行予定の今年次報告書の無料進呈の特典と、12月からの新年次個人会員としての資格(新年次の一部イベント無料参加、年次報告書の取得、作業部会への加入で研究活動補助受給有など)が得られます。
既存ソフトウェアの改修、改良、機能強化に携わっている皆さん、オープンソースをベースにさまざまな開発を行っている皆さん、当日は有意義な議論を楽しみましょう。また、終了後には、情報交換会(参加費別)を周辺で行います。是非ご参加ください。
■基調講演
タイトル:ソフトウェアメインテナンスの変遷とこれからの役割
アブストラクト:
ソフトウェアメインテナンスの研究は古くからあり、1976年のSwansonのソフトウェア変更種別の分類まで遡ります。
その後、リーマンの法則、変更履歴による欠陥の分析といった研究テーマで議論が重ねられ、信頼性重視やアジリティ重視といったコンテキストに応じて、手法や対策が検討されてきました。今後は継続的リリースやSoS(System of Systems)への対応が求められます。本セッションでは、そうした研究テーマの変遷からこれまでとこれからのソフトウェアメインテナンスの役割を再考したいと思います。
講演者: 名古屋大学大学院 情報科学研究科准教授 森崎
修司氏
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開催要領
● 日時:2017年11月7日(火) 10:00-17:00(受付 9:30から)
● 会場:江東区文化センター 第4研修室
(東京都江東区東陽4-11-3)
https://www.kcf.or.jp/koto/access/
東京メトロ東西線「東陽町」駅1番出口から徒歩5分
● プログラム
9:30-10:00 受付
10:00-10:05 開会のあいさつ 代表幹事 増井 和也
10:05-11:40 基調講演 「ソフトウェアメインテナンスの変遷とこれからの役割」
名古屋大学大学院 情報科学研究科准教授 森崎 修司 氏
11:40-13:00 昼食休憩
13:00-13:40 研究会報告「SERC27年の歩み」
SERC幹事 馬場 辰男
13:40-14:20 ICSME(ソフトウェア保守と進化の国際会議) 2017 参加レポート
SERC幹事 三輪 東、同代表幹事 増井 和也
14:20-15:00 調査報告 「システム維持管理業務の実態」
一般財団法人 経済調査会 大岩 佐和子 氏
15:00-15:20 休憩
15:20-16:50 SERC作業部会研究活動報告
Dグループ 「SERCが考える保守」 加藤 英之
Bグループ 「保守作業改善の基盤技術調査」 石川 雅彦
Cグループ 「10年後のソフトウェア保守を考える」 伊藤 順一
Aグループ 「四方山話を通じてメインテナンスを考える~メインテナンスの勘所~」 三輪 東
16:50-16:55 閉会
SERC幹事 奈良 隆正
●定員:先着40名
●シンポジウム参加費:
一般参加者は1,500円、SERC研究員は無料
●併設情報交換会:
会議終了後、講師にも残って頂き、近所の居酒屋で情報交換会を行います。
参加費は、3,000円程度を予定しています。
●申込方法:
下記に添付した申込用紙に必要事項を御記入の上、SERC事務局まで申込みください。
定員超過でお申込をお断りする場合には、メールにてご連絡いたします。
なお、参加費は当日会場受付にて現金でお支払いください (領収書を差し上ます)。
申込受付後のキャンセルは原則としてお断りします。
申込み宛先: ソフトウェア・メインテナンス研究会(SERC)までメールをください。
serc-secretariat(at)serc-j.jp
申込み〆切り: 2017年10月31日(火)
=====以下に記入して serc-secretariat(at)serc-j.jp===========
ソフトウエア進化と保守のシンポジウム(SEMS)2017 参加申込用紙
氏名 (ふりがな): _______________ (________________________)
会社名:__________________________________
E-Mail:
___________________________________(お申込み時の発信元メールアドレスと同じ場合は記入不要)
領収書の宛名書き: __________________________