ソフトウェア・メインテナンス研究会 代表挨拶

ソフトウェア技術者協会


ソフトウェア・メインテナンス研究会 代表挨拶

ソフトウェア・メインテナンス研究会の伊藤順一です。
この度、ソフトウェア・メインテナンス研究会の代表を務めさせていただくことになりました。

SERCは、ソフトウェアのメインテナンスを専門に研究する非営利任意団体として、 1990年12月の設立以来、 西暦2000年問題、 ソフトウェア保守プロセスのJIS化 など、 ソフトウェア保守開発に関する様々な課題について、意見交換や提言を行なって参りました。

ソフトウェアを取り巻く環境は常に変化し続けています。 その中で、ソフトウェア保守開発は、一層重要性を増しています。 それは、私たちの生活やビジネスの持続可能性、効率性、そして安全性を確保するための鍵になるからです。

情報技術の進化は、ソフトウェアの利用範囲を飛躍的に広げ、私たちの生活やビジネスを豊かにしています。しかしその一方で、ソフトウェアの複雑化・肥大化・多様化による新たな課題も生まれています。

課題の一つとしてあげられるのが、レガシーシステムに存在する技術的負債の問題です。
研究会では、負債を可視化し、その負債とどう付き合っていくかを考え、負債を返済する方法を探求しています。
持続可能で効率的な、ソフトウェア保守開発にするためです。
ソフトウェア保守開発プロセスに、生成AIなどの新しい技術を上手く適応することができれば、ソフトウェア技術者にとって、効率的でクリエイティブな仕事なり、利用者にとっても満足度が上がるのではないかと考えています。

研究会では、ソフトウェア技術者の経験や知識を共有し、成長を支えることを目指しています。 ソフトウェア保守開発における課題と可能性を共に探求し、解決策を見つけるために、皆様と共に研究を進めていきたいと考えています。
皆様のご参加とご協力を心からお願い申し上げます。
一緒に、ソフトウェア技術者の未来をより良いものにしていきましょう。

2024年 新春

ソフトウェア・メインテナンス研究会 代表
伊藤順一