ソフトウェア・メインテナンス研究会 代表幹事 挨拶
ソフトウェア・メインテナンス研究会(SERC)の 代表幹事を務めています、馬場辰男です。
SERCは、ソフトウェアのメインテナンスを専門に研究する非営利任意団体として、1990年12月に誕生し、本年、30周年を迎えました。今後とも、より一層のご指導ご支援を賜りますよう、皆様、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
SERCの主な活動は、ソフトウェアの稼働後発生するあらゆる変化に対応するためのメインテナンスを、ソフトウェアに対する進化(evolution)作業と捉え、さまざまな変化に遭遇して、稼働中ソフトウェアで新たに発見される潜在不具合、利用者の新たな不満や要望等に対応するプロセス、技術、技術者の育成などについて、メインテナンスの多方面に渡る研究者・実践者と連携し、活発に議論し、積極的に情報公開していくことと考えています。
本年の活動テーマは、「DXとソフトウェア保守」を探る研究です。シンポジウムやフォーラム等をZOOM会議で開催し、皆様と率直な意見交換ができることを期待しています。
2021年 新春
ソフトウェア・メインテナンス研究会
代表幹事 馬場辰男