SERCフォーラム ソフトウェア保守技術者の技術力評価を考える
ソフトウェア・メインテナンス研究会は,1990年の設立以来,国内唯一のソフトウェ
ア進化・保守に関する研究グループとして,ソフトウェア保守の諸問題に焦点を当て,さまざまな観点から解決策を探ってまいりました。
今回のSERCフォーラムは,当研究会が実施に向けて推進しておりますソフトウェア
保守技術者の技術力評価方法についてご紹介いたします。
ソフトウェア技術者の技術力評価は、情報処理技術者試験が定法となっていますが、ソフトウェア保守技術に関して十分にカバーされたものではありません。そこで当研究会では、ソフトウェア保守技術者に必要な技術を身につけるために、SWEBOK V3.0(ソフトウェアエンジニアリング基礎知識体系)をベースにシラバスを作成しました。
このシラバスに基づいた技術力評価の実施に向けた準備として今回のフォーラムを企画致しました。当研究会では、ソフトウェア保守技術者の技術力評価を行うひとつの方法としての認定試験に発展させて行きたいと考えております。
基調講演には、新谷ITコンサルティングの新谷勝利氏をお招きし、シラバスのベースとなったSWEBOK V3.0について解説していただきます。
その後の研究報告では、SWEBOK V3.0のソフトウェア保守部分とシラバスの解説、ソフトウェア保守技術者の技術力評価の背景と目的、サンプル試験問題の解説を行います。
多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
《開催要領》
●日時:2015年5月28日(木)13:30-17:00(受付13:00-)
●プログラム
13:00 - 13:30 受付
13:30 - 13:35 開会の挨拶
13:35 - 14:35 基調講演 「SWEBOK V3.0の解説
新谷ITコンサルティング 新谷 勝利氏
14:35 - 15:05 研究報告(1)「SWEBOK ソフトウェア保守の解説とシラバス
SERC幹事 馬場 辰男氏
15:05 - 15:20 休息
15:20 - 15:50 研究報告(2)「ソフトウェア保守技術者の技術力評価に向けて」
「仕事品質」改善教室・SERC研究員 大島 道夫氏
15:50 - 16:50 研究報告(3)「技術力評価のためのサンプル試験問題
SERC研究員 高橋 宏志氏
16:50 - 17:00 クロージング
●会場:亀戸文化センター 第1研修室
東京都江東区亀戸2-19-1カメリアプラザ5階
http://www.kcf.or.jp/kameido/kameido_map.html
JR総武線「亀戸」駅北口より徒歩2分
東武亀戸線「亀戸」駅より徒歩2分
●定員:40名(先着順)
●参加費:SERC研究員1,000円,一般 3,000円
当日,会場受付にて現金でお支払いください,領収書を差し上げます。
●申込方法:
下記申込用紙の形式に必要事項(お名前、参加費)を御記入の上,
SERC事務局(serc-secretariat[at-mark]serc-j.jp) に
メールにてお申込みください。
※定員超過でお申込をお断りする場合には,メールにてご連絡いたします。
受付確認のメールは、返信いたしませんのでご了承ください。
●申込み宛先: ソフトウェア・メインテナンス研究会(SERC)事務局
E-Mail: serc-secretariat[at-mark]serc-j.jp
●情報交換会
フォーラム終了後、実費にて近隣の飲食店で情報交換会を予定しております。
事前の申込みは不要ですので是非ご参加ください。
=====以下に記入して serc-secretariat(at)serc-j.jp===========
SERCフォーラム 参加申込用紙
氏名 (ふりがな): ________________ (_________________)
会社名:______________________
E-Mail: __________________
種別 (該当欄にチェック):
□ 一般
□ SERC研究員
参加費:_______円
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-------講師略歴---------
・新谷ITコンサルティング 新谷勝利氏
1969年 京都大学卒
1969年 日本IBMにカストマー教育インストラクターとして入社
1984年 NYCに新設されたIBMのソフトウェアエンジニアリング研究所にて,
インストラクター資格を取得
2004年 IPAソフトウェア・エンジニアリング・センター研究員。
主としてプロセス改善タスクフォースをリード。
ISO JTC1 SC7/WG10(プロセスアセスメント)委員、
ISO/IEC 33004のエディターを務める。
2013年 IPA/SECを退職。IPA/SEC専門委員及び連携委員に就任、現在にいたる。
その他、フラウンホファIESEとの共同研究を通してゴール指向の経営企画支援の方法の普及、及び形式手法の普及にあたっている。